廿日市市大野郷での大木伐採作業 2024年9月27日

廿日市市大野郷にお住まいのK様より、敷地内にある大きく成長した木の伐採作業のご依頼をいただきました。K様のご家族は長年この木を見守ってきましたが、近年、木の高さが想像以上に伸び、庭全体に影響を及ぼすようになったため、伐採を決断されたとのことでした。木の枝が隣家にまでかかり、また強風が吹くたびに倒木の心配があったため、安全のためにも早急な対処が必要でした。

K様のお話では、この木は家を建てた当初に記念として植えられたもので、家族にとっては思い出深い存在だったそうです。しかし、年月が経つにつれて木の管理が難しくなり、庭のスペースも圧迫されるようになってしまいました。今回の伐採にあたっては、庭をより広く使いたいという思いと、木の倒木リスクを解消したいという安全面でのニーズが背景にありました。

お客様との詳細な打ち合わせ

伐採作業の前には、K様と念入りな打ち合わせを行いました。K様は「この木は家族にとって大事な存在だったので、できるだけ丁寧に扱ってほしい」とのご要望をお持ちでした。お客様の希望に沿って、木の伐採作業を丁寧に行い、伐採した木材は一部を薪として残すというプランも提案しました。

また、伐採作業は家屋や隣接する建物に近いため、作業の安全性が最優先課題となりました。特に木がかなりの高さに成長しており、倒れる方向を慎重に計算する必要がありました。そこで、高所作業車を使って徐々に上部から木を切り落とす方法を選び、周辺に被害が及ばないよう徹底した安全対策を講じることになりました。

伐採作業の流れ

  1. 安全確認と準備作業
    伐採作業は、まず周囲の安全確認から始めました。特に、木が隣接する建物に倒れないよう、伐採計画を詳細に立てました。木の高さと重さ、倒れる方向などを慎重に見極め、伐採中に枝や幹が飛び散らないよう、安全柵を設置しました。
  2. 高所作業車を使用した分割伐採
    木の伐採は、高所作業車を使って上部から徐々に行いました。作業員はチェーンソーを使い、まずは枝を切り落とし、その後幹の部分を少しずつ切断していきました。木の太い幹を一度に倒すことは危険なため、分割して地面に降ろす方法が採用されました。高所作業車を使用することで、細かい作業も安全かつ効率的に進めることができました。作業中はK様も作業の様子を興味深く見守っておられ、「長年気になっていた木をこんなに安全に伐採していただいて、安心しました」とおっしゃっていました。また、伐採後に庭が広がることを楽しみにされていたご様子で、作業が進むごとに庭の風景が変わっていく様子に驚かれていました。
  3. 伐採後の整理作業
    伐採が完了した後は、残った枝や木材を丁寧に整理しました。K様のご希望で、伐採した木材の一部は薪として庭に残し、それ以外はすべて搬出しました。また、伐採によって庭が広々としたため、K様は「これで新しいガーデニングのスペースができたので、これからいろいろ植えてみたい」とお話しされていました。
  4. 庭の清掃と整地
    伐採後の整理だけでなく、庭全体の清掃も行い、伐採作業中に出た木片や葉をすべて回収しました。庭が伐採前よりも明るく広くなり、K様は「庭がこんなに広くなるとは思いませんでした。これで安心して庭を使えます」と満足のご様子でした。

お客様の声

K様は伐採作業後に、「この木には思い出がたくさん詰まっていたので、伐採するのは少し寂しかったですが、丁寧に作業していただいて本当に良かったです。これからは庭が広くなったことで、家族で過ごす時間が増えそうです」と感想をお寄せくださいました。また、伐採した木の一部を薪として残したことで、これからの冬場に家で薪を使う楽しみも増えるとのことでした。

まとめ

今回の伐採作業により、K様のお庭は広々とした明るい空間へと生まれ変わりました。庭の中央に大きく成長していた木がなくなり、新たにスペースが確保されたことで、ガーデニングや子供たちが遊ぶ場所としての活用が可能になりました。

木の伐採は見た目だけでなく、家や隣接する建物への影響や安全面でも大切な作業です。特に今回のような大きな木は、強風や台風の影響で倒木するリスクもあり、早めの対処が求められます。私たちは、今後もお客様のご要望に応じて、安全かつ迅速な伐採作業を提供してまいります。伐採や庭木の整理についてご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。