木の枝処分費用はいくら?広島県でお得に剪定ゴミを片付ける完全ガイド

目次

  1. 広島県の自治体サービスを使った処分方法と料金
  2. 清掃工場・環境センターへの直接搬入料金と手順
  3. 民間業者(不用品回収・伐採業者)の料金相場と選び方
  4. 費用を抑えるコツ:分別・乾燥・共同回収の活用
  5. 無料・格安で処分できる例外ケースと注意点
  6. 違法投棄防止!広島県の関連法規と罰則
  7. まとめ──最適な処分ルートの選び方

1. 広島県の自治体サービスを使った処分方法と料金

■ 広島市の基本ルール

  • 可燃ごみとして出せる条件
    庭木の枝は「長さおおむね50 cm以下・太さ生木5 cm以下/乾燥木10 cm以下」に切り、ひもで束ねて出します。収集日に一度に出せるのは2束程度が目安です。指定袋は不要なので、通常の可燃ごみ収集に混ぜれば追加料金はかかりません。
  • 大量に出る場合は自己搬入
    軽トラ1台以上など大量に出るときは、市内3か所(中工場・安佐南工場・安佐北工場)へ直接持ち込めます。処分手数料は10 kgにつき71円で計量精算。受入時間は平日8 : 30〜17 : 00で、枝も50 cm以下に切断しておく必要があります。
  • リサイクルセンターは廃止済み
    以前あった「植木せん定枝リサイクルセンター」は2022 年3 月で終了。現在は上記焼却工場ルートのみなので注意してください。

■ 東広島市の自己搬入例(比較用)

  • 東広島市の環境センターへ持ち込む場合は20 kgにつき130円
  • 枝・刈り草・落ち葉だけなら、4週間で700 kg以内までは事前申請不要。
  • 希望者には無料のチッパー車「タウンビーバー」を派遣し、その場でチップ化してくれる独自サービスもあります。

■ 使い分けのコツ

ケース最安ルートポイント
少量(剪定後数束)普通収集(可燃ごみ)無料/指定袋も不要。収集日に2束までに分ける。
軽トラ1台程度市の焼却工場へ自己搬入10 kg=71円(広島市)で計量精算。平日昼間しか開いていない点に注意。
大量・作業時間を短縮したい民間回収 or 市のチッパー車(対応地域のみ)東広島市のように自治体チッパーがあれば無料。広島市内は民間業者と費用比較を。

■ 実務アドバイス

  1. 前日までに枝を乾かすと重量課金が安くつきます。
  2. 自己搬入は運転免許証など住所確認書類を持参し、計量→荷下ろし→再計量の流れ。
  3. 平日搬入が難しい場合は、許可業者の定期回収(1m³あたり3,000〜5,000円が相場)と比較検討すると時短になります。

ポイントまとめ

  • 広島市は「50 cm以下&2束まで/10 kg=71円」の2択が基本。
  • 市外でも料金体系は「10 〜 15円/ kg前後」が一般的。
  • 乾燥・分割・共同持ち込みでコストを抑えつつ、搬入の手間と天秤にかけて最適ルートを決めましょう。

2. 清掃工場・環境センターへの直接搬入料金と手順

■ 料金体系の目安

市町課金単位料金の目安備考
広島市10 kgごと約70 円市内3か所(中・安佐南・安佐北)
東広島市20 kgごと約130 円西条町田口の環境センター
福山市10 kgごと約100 円箕沖町クリーンセンター
呉市・尾道市 ほか10 kgごと80 〜 150 円多くが事前予約不要

ポイント

  • 多くの自治体で「10 kgあたり100 円前後」が相場。
  • 軽トラ1車分(150 kg程度)なら 1,000 〜 1,500 円が目安。

■ 持ち込み前の準備

  1. サイズ制限をクリア
    • 一般に 長さ 50 cm以下/太さ 5 cm前後 が基準。
    • 長い幹は切断し、細枝は束ねてひもで締める。
  2. 乾燥させて軽量化
    • 生木より乾燥木の方が 2〜3割軽くなる。前日に広げて乾かすだけでも違う。
  3. 車両の荷台を覆うシートを準備
    • 走行中の飛散防止。到着時点で荷崩れしていると計量や荷下ろしで手間取る。

■ 受付〜支払いまでのフロー

手順内容所要時間の目安
① 計量(受付)車ごと台秤に乗り “総重量” を記録3分
② 荷下ろし指定のヤードへ枝を降ろす。職員の指示に従う5〜10分
③ 再計量・精算空車で再び台秤に乗り、正味重量を算出2分
④ 支払い現金のみの施設が多いので小銭を用意1分

■ 営業日・時間帯

  • 平日 8:30〜17:00 が標準。土日祝は休みの施設も多い。
  • 繁忙期(3〜5月、9〜11月)は待ち時間が長くなるため、平日の午前中が狙い目。

■ 搬入をスムーズにするコツ

  1. ネット予約や混雑情報をチェック
    • 福山市など一部自治体はウェブ予約制。
  2. 友人・近隣と“共同搬入”
    • 同じ軽トラ1台で2〜3世帯分をまとめると、1世帯あたりの費用が大幅に下がる。
  3. 帰路にチップを活用
    • 施設によっては回収木材を無料でチップとして持ち帰れる。敷きわら・雑草防止に再利用可能。

■ 注意点

  • 危険物混入は厳禁
    金属・プラスチックが混ざっていると受け取り拒否されることがある。
  • 大型車両は事前連絡
    2 t車以上は搬入ルートが異なる場合がある。
  • 身分証持参
    不法投棄対策で、住所確認を求められることが多い。

まとめ
直接搬入は「手間はかかるが最安」の王道ルート。

  • 少量なら自治体収集半日かけて大量処分なら持ち込み という使い分けが基本。
  • 軽トラ1台分でおおむね 1,000 〜 1,500 円。
  • サイズ制限・営業時間・支払い方法を事前に確認し、スムーズに処分しよう。

3. 民間業者(不用品回収・伐採業者)の料金相場と選び方

■ 料金相場は「車両パック」と「容量課金」が主流

サービスタイプ目安費用(税込)処分できる量のイメージコメント
軽トラック積み放題20,000〜40,000円2.5 m³前後(剪定枝なら0.6 t弱)庭木の枝・葉だけを満載できる定番プラン。
軽トラ半パック8,000〜15,000円1.2 m³前後庭木と可燃ごみを混載したいときに便利。
2 tトラック積み放題40,000〜100,000円5〜10 m³空き家の一斉伐採や抜根もまとめて対応。
1 m³単位の量り売り3,000〜5,000円/ m³45 L袋20袋程度枝だけを集積している場合に安く済む。
粉砕(チッパー)作業5,000〜15,000円/現場枝をチップ化し現地で敷設処分費不要・運搬量削減の裏技。

概算の早見

  • 軽トラ1台 = 庭木の枝が袋換算で約40〜50袋 → 25,000円前後がボリュームゾーン。
  • 枝のみ1 m³(45 L袋×20袋程度)なら 3,000〜5,000円。
  • 業者によっては「枝・幹は10 cm以下にカット済みで〇円引き」といった割引もある。

■ 料金が上がる要因

  1. 長さ50 cm超や太さ10 cm超の幹が多い
    → 処理工程が増えるため追加3,000〜10,000円。
  2. 急斜面・高所作業を伴う伐採
    → 高所作業車や追加人員で+5,000〜30,000円。
  3. 幹・根株の抜根
    → 直径30 cmで1カ所10,000円前後。
  4. 遠方・離島部の出張費
    → 広島本土圏外は3,000〜15,000円の距離加算が目安。

■ 業者選びのチェックリスト

チェック項目確認ポイントなぜ重要?
許可証一般廃棄物収集運搬業許可・古物商許可・産廃収運許可無許可業者は高額請求や不法投棄リスク。
見積書総額・内訳・追加条件が書面化されているか「積んでみないと分からない」はトラブルの元。
保険加入作業賠償責任保険・第三者賠償保険隣家や車を傷つけた場合の補償確認。
口コミGoogle ビジネスプロフィールや比較サイトの評価星4.0以上で件数が多い業者が無難。
支払い方法現金・カード・請求書払いなど高額現金払いしか選べない業者は避ける。

■ 広島県内の相場感(例)

  • 広島市:軽トラック 25,000〜35,000円、2 t 60,000〜90,000円。
  • 東広島市・呉市:軽トラック 20,000〜30,000円。競争が激しくやや安め。
  • 離島部(江田島市など):出張費込みで軽トラ 30,000〜45,000円が多い。

■ 依頼から作業完了までの流れ

  1. 電話・LINE・メールで問い合わせ
    • 写真送付 → 概算提示。
  2. 現地無料見積(15〜30分)
    • 量・作業導線・駐車スペース確認。
  3. 正式見積書発行→契約
    • 追加料金が発生する条件を書面で確認。
  4. 作業当日
    • 粉砕・積込み・掃除まで1〜3時間が平均。
  5. 支払い・マニフェスト受領(必要に応じて)

■ コストを抑えるコツ

  • 可燃ごみで出せるサイズは先に分別し、枝だけを業者依頼。
  • 隣家と共同で発注し、2 t パックをシェアすると1世帯あたり数千円割安。
  • 乾燥させて軽量化幹を切断するセルフ作業で3,000〜10,000円の値引き交渉余地。

■ 編集後記

弊社(広島県最安値宣言・24 時間受付)でも、剪定枝1 m³ 2,980円から・軽トラ積み放題 19,800円(税込)から承っています。自社チッパー完備のため、粉砕→マルチ材として再資源化で環境にも配慮。出張見積無料ですので、お気軽にご相談ください。

4. 費用を抑えるコツ:分別・乾燥・共同回収の活用

■ 1 円でも安くしたい人の「三大基本」

コツ効果具体的なやり方
① 分別“枝だけ”にすれば軽く・かさばらず、焼却工場も業者も割安- 葉は袋に、枝は束にして分ける。
- 金属ワイヤやビニールを外しておく。
② 乾燥含水量を飛ばすと重量課金が 20〜30 %ダウン- 剪定後すぐ地面に直置きせず、すのこ上で1〜2週間陰干し。
- 細枝はネット袋に入れ風通しを良く。
③ 共同回収車両パック料金を“割り勘”できる- 近隣3軒で軽トラ1台をシェア。
- 町内会の剪定日に合わせて一括依頼。

■ DIY でさらに削減できるテクニック

  1. 太い幹は 30 cm 長で薪・BBQ 用に保存
    • 乾燥後の広葉樹薪は 20 kg束で1,000 円相当。
    • 使わない場合でも SNS や譲ります掲示板で欲しい人が見つかりやすい。
  2. ホームセンターの “時間貸しチッパー” を利用
    • 広島市内の DCM 系店舗では 2 時間 3,000 円前後。
    • 直径 5 cm くらいまで粉砕でき、運搬量が 1/5 に。
  3. 自治体の無料チッパー派遣(東広島市タウンビーバー等)
    • 申し込むと作業員付きで来てくれるため、重労働ゼロ。
    • 予約が夏〜秋に集中するので、春の剪定で先行予約が狙い目。
  4. トラック重量を 100 kg 未満に抑えて“最低課金”
    • 広島市の焼却工場なら 10 kg 当たり 71 円 ⇒ 100 kg で 710 円。
    • 乾燥+枝カット+荷台の隙間埋めで軽量化&コンパクト化。

■ 業者交渉の裏ワザ

交渉ポイント期待値トーク例
自己搬出を手伝う−3,000~5,000円「現場で積み込みは私も手伝います」
伐採ゴミ以外を混載しない−2,000~4,000円「枝だけ積むので“枝単価”で見積りを」
定期ルートに合わせる−10~20 %「○日の○地区回収日に合わせてOK」
現地で粉砕→置きチップ−運搬費全額「チップは庭に撒くので持ち帰り不要」

■ 無料・格安になる例外ルート

方法条件注意点
農林系の資源化施設へ搬入幹径 5 cm以下・異物ゼロ予約制/土曜のみ受付が多い
建築端材と一緒に引取工務店に依頼 → 産廃処分費込み枝は必ず乾燥・泥落とし
市民農園・牧場へ提供細かく切った枝葉をマルチ材・飼料として農薬散布済みの枝は不可

ひと言まとめ

  • 分別・乾燥・共同回収が三種の神器。
  • 「いまある量」を1 / 2〜1 / 3 に見せる工夫が、自治体課金も業者見積もりも安くする最短ルート。
  • 手間をかけるほどコストは下がるが、作業時間と安全リスクも計算に入れて最適バランスを見極めよう。

5. 無料・格安で処分できる例外ケースと注意点

例外ルート内容・条件目安コスト注意すべきポイント
自治体の無料チッパー派遣(東広島市「タウンビーバー」など)現地で枝を粉砕しチップ化。1 世帯から申請可能。利用後のチップは自家利用 or 市が持ち帰り。city.higashihiroshima.lg.jp無料予約集中シーズン(秋)あり。10 cm超の幹は対象外。
春・秋の“クリーンキャンペーン”(広島市・呉市ほか)町内会や PTA が主催し、剪定枝や落ち葉を無料回収。無料所定の集積所へ持ち込み必須。ビニール混入は不可。
林道整備ボランティアとの交換間伐材チップを林道整備団体に無償提供し、代わりに枝を持ち帰ってもらう。ガソリン代のみ日程調整・積込み手伝いが必要。
牧場・農園への譲渡細枝・落ち葉をマルチ材/堆肥原料として引取。無料〜軽トラ 1 台 500 円程度農薬散布済み・針葉樹は不可のケース多し。
DIY 薪ストーブ・BBQ 用材として販売乾燥させた広葉樹をフリマアプリで束売り(20 kg 1,000 円前後)。逆に収入化可完全乾燥が前提。針金・ビニールを外す手間がある。

■ 無料/格安にできても“やってはいけない”こと

  1. 空き地・河川敷への不法投棄
    • 広島県廃棄物の処理及び清掃に関する条例で 5 年以下の懲役または 1,000 万円以下の罰金
  2. 無届での野焼き
    • 「廃棄物の焼却禁止」により原則違法(例外:農業・林業の軽微な焼却のみ)。
  3. サイズ制限を超える枝の持ち込み
    • 無料回収日に 長さ 50 cm超・太さ 10 cm超 が混入すると全量受取拒否。
  4. 事業ごみの混入
    • 庭師・造園業者の業務で出た枝は“産廃”扱い。家庭系無料サービスは使えない。

■ 例外サービスを利用する前に

チェックリスト理由
予約方法(窓口・FAX・Web)を確認東広島市タウンビーバーは FAX 受付のみなど手続きが異なる。
“幹径・長さ”の制限無料枠はいずれも 10 cm以内・50 cm以内 が共通基準。
雨天延期ルールボランティア回収は荒天時中止→次回まで保管が必要。
利用後のチップの処理自家利用するか、市に引取ってもらうかを選択。

ポイントまとめ

  • “無料 or 激安”ルートのカギは 自治体イベント・協働ボランティア・資源活用先 を探すこと。
  • ただし サイズ・量・混入物・申請方法 の条件を外すと「丸ごと持ち帰り」になりかねない。
  • 違法投棄・無届焼却は重い罰則 があるため、「無料だから」と安易に自己処理しないことが肝心。

6. 違法投棄防止!広島県の関連法規と罰則

■ 基本となる法律 ──「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)」

違反行為罰則(個人)罰則(法人)
廃棄物の不法投棄5 年以下の懲役 または 1,000 万円以下の罰金 ※併科あり3 億円以下の罰金
焼却禁止違反(いわゆる “野焼き”)同上同上

ポイント

  • “庭木の枝”でも家庭ごみとみなされるため、規制対象。
  • 産業廃棄物に該当(造園業など事業活動で発生)する場合は罰則がさらに厳格。

■ 広島県・市町村レベルの追加条例

自治体主な規制例罰則
広島県不法投棄・野焼き禁止条例県警・県職員が巡回。廃掃法と同等罰則を適用。pref.hiroshima.lg.jp
海田町など“資源物持ち去り禁止条例”20 万円以下の罰金。資源集積場からの無断持ち出しも処罰対象。town.kaita.lg.jp
広島市ポイ捨て防止条例軽微でも指導・過料。夜間パトロールを実施。city.hiroshima.lg.jp

■ 違法投棄を巡る最近の摘発例(広島県内)

年月内容処分結果
2024 年11 月山林に家庭ごみ 270 kgを投棄罰金 50 万円
2024 年12 月空き地に枝葉 0.5 m³を投棄罰金 30 万円

■ 通報・相談窓口

  • 不法投棄 110 番(広島県産業廃棄物対策課)
    • 電話:082-513-2963(平日 8:30–17:15)
  • 各市町の生活環境課/環境センター
    • 広島市:082-504-2220
    • 東広島市:082-420-0926 ほか

■ 事業者が守るべき実務ルール

  1. マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行
    • 造園業など業として枝を処分する場合は必須。
  2. 許可業者への委託契約書
    • “委託契約書なし”は行政処分の対象。
  3. 運搬車両への許可番号表示
    • ナンバー未表示車での回収は不法投棄リスクが高く、行政指導の対象。

■ 個人が注意すべき 3 か条

条項NG 例正しい対処
① 自宅焼却枝を庭で燃やす市の自己搬入 or 業者回収を利用
② 無許可業者へ依頼格安 SNS 業者に丸投げ収集運搬許可証・古物商許可を確認
③ 林道・空き地“放置”「自然に還るからOK」懲役・罰金対象。必ず正規ルートで処理

まとめ

  • 不法投棄は 最長 5 年の懲役・1,000 万円の罰金という “重い犯罪”。
  • 法人の場合は 最高 3 億円の罰金と社会的信用の失墜リスクがある。
  • 広島県ではパトロール強化と通報窓口の設置で摘発が増加中。
  • 「安く早く」処分したい場合でも、許可業者・正規ルートを選ぶことが最小コスト――違法投棄の罰金と比べれば、正規処分費は微々たるものです。

7. まとめ──最適な処分ルートの選び方

■ 判断の三要素

  1. 量(m³・kg)
    • 45 L袋10袋以下 → 可燃ごみ収集で OK
    • 軽トラ1台(~1 m³強) → 自己搬入が最安
    • それ以上 or 太枝多数 → 業者/チッパー利用が現実的
  2. 時間(手間をかけられるか)
    • 切断・乾燥・積み込みを自分でできる → 自治体ルート
    • 平日昼間に動けない → 業者 or 町内会イベント
  3. コスト感(1,000円単位か1万円単位か)
    • “数百~数千円”内に収めたい → 自己搬入+乾燥+共同搬入
    • “1~3万円”以内で済めばいい → 軽トラパック業者へ一括依頼

■ シンプル分岐フローチャート

  1. 量が少ない(50 cm以下・2束まで)?
    • YES → 自宅前で可燃ごみとして無料収集
    • NO → 2 へ
  2. 軽トラを借りる/運転できる?
    • YES → 自治体の清掃工場へ自己搬入(10 kg=約70~130円)
    • NO → 3 へ
  3. 近隣と共同回収できる?
    • YES → 軽トラパックを割り勘(1世帯1万円台)
    • NO → 業者に単独依頼(軽トラ2~4万円・2t 4~9万円)

■ コスト削減の早見表

工夫効果やる/やらないでの差額の目安
枝と葉を分別体積を 3~4割削減自己搬入で 200~400円減
1週間以上乾燥重量を 20~30%減自己搬入で 300~500円減
幹30 cm残しで薪化運搬量減+売却も可見積り▲3,000~5,000円
共同搬入・共同業者依頼車両費を人数割1世帯▲5,000~15,000円

■ 最後に

  • **「急がず・乾かし・分ける」**が自力ルートの鉄則。
  • **「量が多い・時間がない」**なら、許可・保険完備の業者に一括依頼が結果的に安くつくことも。
  • 違法投棄の罰金は 個人で最大1,000万円。正規ルートの数千円~数万円は“保険料”と考え、安心して処分しましょう。