安佐南区山本新町|戸建ての草刈り・低木伐採で通路と前庭をリセット

伸びた雑草と低木で狭くなっていた通路・前庭・駐車場目地を、草刈り+地際伐採で一気にリセット。法面と設備まわりも丁寧に仕上げ、清掃まで徹底し、動線と景観を回復しました。

物件・ご相談概要

  • エリア:広島市安佐南区 山本新町
  • 物件タイプ:戸建て/前庭+緩い法面+家まわりの細い通路コンクリート目地の駐車場+物置まわり
  • お悩み
    • 成長期に多年草が密生し、法面から前庭へ倒伏
    • 通路は室外機・排水桝まわりまで草が入り込み動線が狭小
    • 駐車場は目地・桝まわりからの繁茂と砂・落葉の堆積で見た目が悪化。
    • 視界不良と虫害リスク、設備点検のしにくさ。
  • ご要望
    • まずは一度きれいにリセットし、前庭・通路・目地の見映えと歩行性を回復。
    • 設備(室外機・排水桝)の点検しやすさを確保。
    • 仕上げの清掃まで徹底し、写真で状態を確認できるように。
  • 施工対象範囲
    • 前庭一式/法面の一斉草刈り
    • フェンス直下・配管・設備際の手刈り・鋏仕上げ
    • 低木の地際伐採(動線・景観を優先して選定)
    • 駐車場の目地・桝まわりの根取り→泥掻き出し→清掃
    • 裏手・物置周辺の越年草処理とゴミ拾い
  • 優先事項
    1. 安全・動線の回復 2) 景観の整理 3) 再発抑制(根の拾い上げ/切り口処理)
  • 想定成果
    • 土面が見える高さまで下げ、樹形を活かした前庭に。
    • 通路の有効幅を確保し、設備点検をスムーズに。
    • 目地の草と堆積物を除去し、視認性と歩行性を改善。

施工前の状態(Before)

4-1. 前庭・法面

  • 成長期を越えた多年草と一年草が密生。法面では茎が倒伏し、レンガ縁まで覆う状態。
  • 地際は枯葉・細根がマルチ状に堆積し、踏圧で滑りやすい。目視で石・レンガの見切りが消え、境界が不明瞭

4-2. 家まわり通路

  • 室外機・配管・排水桝の周囲まで雑草が侵入。背丈のある茎葉が手前に倒れ、動線幅が確保できない
  • フェンス直下・建物際は刈払機の刃が当たりやすく、機械作業がしにくい狭小部が散在。

4-3. 駐車場(コンクリート目地・桝まわり)

  • 目地から細根が広がり再生ループに。砂・泥が目地内に堆積して種が定着しやすい環境。
  • 車輪の通過で切りカスが押し込まれ、清掃してもすぐに目立つ状態。

4-4. 裏手・物置まわり

  • 低木の萌芽と越年草が混在。飛び石の隙間にも根が入り、つまずきリスクあり。
  • 視界が遮られ、残置物の有無や地形の起伏が判別しづらい

4-5. 想定リスク(作業前診断)

  • 転倒・接触(滑り、鋭利枝・ブロック角への接触)
  • 虫害・越境(隣地・フェンス外への伸長)
  • 設備点検性の低下(室外機・排水桝の確認不可)
  • 再生速度の加速(目地・法面での根の残存により短期で復活)

作業方針と安全配慮

5-1. 区画設定・動線・近隣配慮

  • 現地を前庭/通路/駐車場/裏手の4区画に分け、上→下流(高所から低所)へ向けて順次施工。落ち葉や切りカスが再付着しない導線を確保します。
  • 飛散・騒音時間帯に配慮し、住宅密集地につき午前の着手音を抑制。必要箇所は飛散防止ネットとブルーシート養生、窓・車両・表札などへは不織布カバーを使用。
  • 配管・ケーブル・桝の位置を事前マーキングし、誤切断・接触を回避。蜂・巣・マダニなどの危険生物の有無を先に調査します。
  • 作業員は保護メガネ・イヤマフ・防塵マスク・すね当て・耐切創手袋を着用し、**熱中症対策(WBGT目安で休憩)**を徹底。

5-2. 機械刈りと手作業の使い分け

  • 法面・前庭は刈払機で面処理→縁処理の順。刈高は概ね3–5cmで地肌を傷めず、再生を抑える高さに調整。
  • フェンス直下/建物際/室外機・配管まわりは機械刃を使わず、手鎌・剪定鋏・ナイロンコード擦らない・当てないを徹底。硬い構造物には角度30–45°で軽く当て、反発刃を避けます。
  • 切りカスは逐次集草し、踏圧で目地や芝目に押し込まない運用。区画ごとに搬出動線を死角なく確保します。

5-3. 低木の選定伐採と切り口処理

  • 動線・景観・越境の観点で伐採対象を選定地際切りで更新し、残す株は枝抜き整枝で採光と通風を確保。
  • 切り口は斜めに整えて雨水溜まりを防止。萌芽が強い種類は、環境に配慮した範囲で再萌芽抑制の処理(切り口乾燥・遮光・根元の芽欠き)を行います。
  • 太枝は短尺化→段積み→安全搬出。周囲へ鋭利端部を向けない置き方で転倒・接触を防ぎます。

5-4. 目地・桝まわりの根本対策

  • 目地は根の抜去→泥・砂の掻き出し→清掃の三段階。まず根塊を拾い、微細根まで可能な限り除去
  • その後、ブロワで粉末回収し、排水桝の通水確認を実施。必要に応じて目砂を軽く戻し、歩行性と見切りラインを整えます。
  • 再侵入が多い箇所は、後段の「再発防止策」で固まる土・目地材の入替等をご提案できるように現状寸法を記録します。

実施内容(当日の流れ)

6-1. 草刈り(前庭・法面・裏手)

  • 着手順:高所(法面上部)→前庭→裏手の順で面処理→縁処理。切りカスの再付着を防ぐ導線を確保。
  • 刈高:概ね3–5cm。地肌とレンガ縁を傷めず、次回発生までの持ちを確保する高さに調整。
  • 法面:刃の角度を浅く保ち、段切り→ならしで均一に。倒伏株は引き起こし→刈りで根元まで処理。
  • 集草:区画ごとに逐次集草し、踏圧で細片が土へ入り込むのを防止。

6-2. 低木の選定伐採(動線・景観優先)

  • 対象選定:通路を塞ぐ枝・越境の芽・見通しを妨げる株を中心に地際切り。残す株は枝抜き整枝で採光と通風を確保。
  • 切り口処理:雨水溜まりを避ける斜め切り、芽の走りが強い種類は芽欠き・遮光で再萌芽を抑制。
  • 搬出:太枝は短尺化→段積みし、安全搬出。周辺に鋭利端部を向けない置き方で転倒・接触を防止。

6-3. 狭所仕上げ(室外機・排水桝・フェンス直下)

  • 工具:手鎌・剪定鋏・ナイロンコードで無接触仕上げ。配管・配線類は事前マーキング
  • 目地・飛び石:根をピンポイントで抜去→隙間の泥・砂を掻き出し→微細片を刷毛・ちり取りで回収。
  • 縁取り:視認性を高めるため、レンガ・コンクリ見切りを一筋通して見せるクリースラインを形成。

6-4. 清掃・最終確認

  • ブロワ仕上げ:粉末状の切りカス・砂塵を外周へ集約→回収
  • 通水確認排水桝まわりの異物を除去し、表水の流れを確認。
  • 細部ケア:サッシ・基礎・室外機ケーシングの目立つ付着は乾拭き。駐車場は目視で粒度ムラを確認し均し。
  • 危険物拾い:針金・ガラス片など混在ごみを拾い上げ、見落としを二名でクロスチェック

6-5. 回収・搬出・適正処理

  • 分別:枝葉・草、雑ごみを現地で分別し積載。重量バランスに配慮して固定。
  • 搬出動線:建具・外構へ接触しない最短安全ルートを使用。
  • 処理:枝葉は適正ルートで処分。搬出後に最終清掃を行い、境界ライン・通路幅・目地状態を写真記録して完了。

仕上がり(After)

7-1. 前庭:土面が見えるまでリセットし、樹形を活かす

  • 腰~胸高まで伸びていた茎葉を下げ、土面が適度に見える高さでフラットに整えました。
  • シンボルツリーや常緑低木は枝抜き・透かしで軽量化。風通しと採光が確保され、蒸れ・病害虫の温床を抑制
  • レンガ縁・見切りラインがくっきり現れ、庭の輪郭が再定義されました。掃除や落ち葉管理の手間も軽減します。

7-2. 家まわり通路:有効幅の回復と点検性の向上

  • 室外機・配管・排水桝の周囲を手刈り・鋏仕上げで丁寧に整理。
  • 通路の有効幅が回復し、フィルター清掃・桝の点検など日常メンテが容易に。
  • フェンス直下の「刈り残し帯」を解消して景観のムラを低減。歩行時の裾・靴への接触も減りました。

7-3. 駐車場:目地の草を一掃し、視認性と歩行性を改善

  • 目地・桝まわりの根ごと除去→泥掻き出し→ブロワ清掃を実施。
  • コンクリートの色ムラや粒度ムラをならして仕上げたことで、ラインの視認性歩行時のひっかかり低減を両立。
  • 切りカスや砂塵の押し込みを防いだため、再発までのサイクルが伸びる状態に整いました。

7-4. 裏手・物置まわり:転倒リスクと死角を解消

  • 低木萌芽と越年草を処理し、飛び石~土間の段差が視認できる状態に復旧。
  • 動線上のつまずき要因を除去し、倉庫の開閉・出し入れがスムーズに。
  • 視界が開けたことで残置物の発見・管理が容易になり、害虫の潜み場も減少しました。

8. 作業データ

  • 人員・所要:2名 × 3.5時間(搬出・清掃含む)
  • 対象面積(草刈り):前庭 22㎡/法面 10㎡/裏手・通路 14㎡合計 46㎡
  • 草丈:平均 60–80cm(最大 約100cm
  • 低木伐採4本(胸高直径 最大 5–6cm、地際切り)
  • 回収量:草木類 45L袋 8袋相当(分別・積込済み)
  • 使用機材:刈払機(チップソー/ナイロン)、手鎌、剪定鋏、熊手、ブロワ、ほうき・ちり取り、養生資材
  • 薬剤使用なし(生活動線・設備際のため不使用)
  • 仕上げ:ブロワ清掃/排水桝の通水確認/目地の泥・砂掻き出し/境界ライン整形
  • 写真記録:Before 5枚/After 3枚(前庭・通路・駐車場)

9. 費用(写真ベースの概算・税込)

  • 草刈り 46㎡(前庭22㎡+法面10㎡+裏手・通路14㎡)
    ¥300/㎡¥13,800
  • 低木の地際伐採 4本(胸高径5–6cm級・搬出込)
    ¥2,500/本¥10,000
  • 回収・運搬・処分(草木45L袋×8相当/積込・分別含む) … ¥7,700
  • 養生・清掃・通水確認(飛散防止・ブロワ・最終点検) … ¥1,500

合計:¥33,000(税込・出張費込)

当社は見積無料提示金額からの追加請求なしの運用です。写真または現地確認後に確定金額をご案内し、合意なく上乗せは行いません。

10. 再発防止・維持管理

10-1. 年2回の定期管理(初夏/初秋)

  • 5〜6月:発生量が増える直前にボリュームを抑え、夏の伸長をコントロール。
  • 9〜10月:種子が落ち切る前に刈り、翌春の発生を減らします。
  • 法面と前庭は面処理→縁処理→集草の順で短時間・低負担化。通路・設備まわりは手刈り中心で安全を優先します。

10-2. スポット対策(建物際・フェンス直下・目地)

  • 建物基礎やフェンス直下は月1回の軽い抜き取りで十分効果。根を残さず細根まで摘むのがコツ。
  • 駐車場の目地は、根の拾い上げ→泥・砂の掻き出し→ブロワ清掃を小まめに。切りカスや砂塵の押し込みを作らないことで再生サイクルが延びます。

10-3. 防草シート+化粧砂利(前庭の見栄えと維持コストを両立)

  • 日当たりの良い箇所は、不織布系シートを地形に沿わせて敷設し、見切り材で端部を押さえるのが長持ちのポイント。
  • 上材は5〜20mmの化粧砂利が実用的。厚みを確保して踏圧での露出を防ぎます。植栽は株元を十字切りで抜き差しすれば共存可能。

10-4. 目地の根本対策(再侵入を抑える)

  • 侵入が多い目地は、固まる土目地材の入れ替えで“土の受け皿”をなくすと効果的。
  • 桝まわりは勾配と通水を確認し、枯葉や砂の溜まり場を作らないよう縁の段差を整えます。

10-5. 低木の更新と萌芽管理

  • 残した低木は枝抜き・透かしで風通しを維持。萌芽が強い株は芽欠き根元の遮光で勢いを抑えます。
  • 切り口は斜めにし、雨水が溜まらない角度に整えると腐朽・萌芽を抑制できます。

10-6. 生活導線のセルフケア

  • 雨後3〜5日は抜きやすいタイミング。通路・玄関前だけでも**“ながら抜き”**を習慣化すると見た目の保ちが格段に向上。
  • 室外機・排水桝の上には落葉・砂をためない——点検性と耐久性の面でも有効です。


11. お客様メリット

  • 景観の回復と視界の確保
    前庭・通路・駐車場の輪郭が明瞭になり、家全体の印象が引き締まります。来客時や日常の出入りで“雑草が目に入らない”快適さが続きます。
  • 安全性の向上(つまずき・虫害の抑制)
    飛び石や段差が見える状態になり、歩行時の躓きリスクを低減。繁茂部が減ることで、虫の潜み場や越境枝の接触も抑えられます。
  • 設備点検性の改善(室外機・排水桝)
    室外機や給排水桝の周囲がクリアになり、フィルター清掃や桝の点検・清掃が短時間で完了。故障兆候に気づきやすくなります。
  • ランニングコストの削減(再発サイクルの延伸)
    目地の根抜き→泥掻き出し→清掃まで実施してあるため、次の発生までの“持ち”が向上。結果的に刈り取り頻度と作業量が減少します。
  • 通水・排水性の向上
    桝まわりの異物除去と清掃で、雨天時の滞水・あふれを予防。コケ・泥の堆積が抑えられ、床面の汚れ戻りも軽減します。
  • 近隣印象・境界管理の向上
    フェンス直下や境界ラインを整えることで、越境や見た目の“荒れ”を抑制。近隣への印象が良く、トラブルの芽を摘みます。
  • 写真記録による“見える化”
    Before/Afterの写真を残しているため、作業品質と変化が明確。今後の定期管理やリフォーム検討時の判断資料として活用できます。
  • 将来対策の選択肢が広がる
    前庭は防草シート+化粧砂利、目地は固まる土/目地材入替など、維持コストを抑える次の一手を打ちやすい状態に整いました。

12. ご依頼の流れ

  1. お問い合わせ
     電話(082-927-0500)/LINE/お問い合わせフォームからご連絡ください。現場写真(前庭・通路・駐車場目地・裏手が分かる角度)を数枚いただけるとスムーズです。
  2. 写真または現地での無料見積り
     写真ベースで概算をご提示。必要に応じて現地確認を行い、金額・作業範囲・当日の注意点(車両の停車位置・立会いの有無など)を確定します。
     ※確定後は合意のない追加請求は行いません。追加作業ご要望が出た場合のみ、その場で金額をご説明し、ご承諾をいただいた内容だけを実施します。
  3. 日程調整・近隣配慮
     ご希望日に合わせて手配し、騒音帯・飛散リスクに配慮した時間帯で調整します。必要に応じて近隣挨拶・養生を実施します。立会いは不要でも大丈夫です(解錠/立入範囲の指示のみお願いします)。
  4. 施工(草刈り・選定伐採・狭所仕上げ・清掃)
     区画を分けて安全に作業し、目地・桝まわりの根抜き→泥掻き出し→ブロワ清掃まで行います。設備や配管を傷めないよう手作業仕上げを併用します。
  5. 最終確認・お引き渡し
     仕上がりをご確認いただき、Before/After写真を共有。通路幅・境界ライン・通水などもチェックして完了です。
  6. お支払い・アフター案内
     現地または指定方法でお支払い。年2回の定期管理や、前庭の防草シート+化粧砂利、目地の固まる土など再発防止プランもご案内します。

13. よくある質問(FAQ)

Q1. 1日で終わりますか?
今回の規模(草刈り46㎡+低木伐採4本)は、2名×3.5時間で当日完了しています。面積が増える場合も、人員を増やして同日完了に対応します。

Q2. 薬剤は使いますか? ペットやお子さまがいても大丈夫?
原則不使用です(本件も不使用)。ご要望がある場合のみ、生活導線を外したスポット散布など安全側の方法を選び、乾燥まで立入制限を明確にご案内します。

Q3. 立ち会いは必要ですか?
不要でもOKです。開始前に写真で範囲確認、完了後はBefore/After写真のご報告で状態をご確認いただけます。鍵・入出の指示だけ事前にお願いします。

Q4. 雨天時はどうなりますか?
安全最優先で順延します。小雨でも地面が柔らかく刃が沈む状態では品質が落ちるため、前日〜当日に判断し費用は変わらず日程を再調整します。

Q5. 追加料金は発生しますか?
見積り範囲内なら追加なしです。当日に新たなご依頼が出た場合のみ、着手前に金額を説明→同意分だけ実施します。合意なく上乗せしません。

Q6. 支払い方法は? 領収書は?
現金・銀行振込・(法人様)請求書に対応。領収書発行いたします。

Q7. 防草シートはどれくらい持ちますか?
設置条件で差は出ますが、一般に5〜7年が交換の目安です。端部の押さえ・重ね幅・厚みで耐久が大きく変わるため、写真と現場で最適グレードをご提案します。

Q8. 駐車場の目地、またすぐ生えてきませんか?
根抜き→泥・砂の掻き出し→清掃まで行っているため再生サイクルは伸びます。加えて固まる土や**目地材の入れ替え(透水タイプ)**を選ぶと、侵入をさらに抑えられます。